ブラウザ『Opera』が中国企業に買収されたらしいので『Vivaldi』入れてみる
2017/11/25
『Opera』の64bit版が無いのか調べたら、どうやら『Opera』が中国企業に買収されていたらしく、『Opera』の開発チームが新しく作り始めたブラウザ『Vivaldi』が64bitに対応しているらしいので、入れてみることにした。
発端
実はほとんど別件の
『Mixer』という動画サイトを『Kinza(32bit版)』で見ようとしたとき低遅延(FTL)配信が見れない。(「Low Latency」のチェックオフなら見れる)
という事象の解決方法を検索していた時にたまたま引っかかったページで『Vivaldi』を知りました。
@zyxwj どうやら自分の環境の問題だったみたいですね・・・お騒がせしました
ちなみに何故見れないか試行錯誤してみた結果
vivaldiを32→64bitにすることで解決いたしましたこんな自分にも丁寧に答えてくださりありがとうございました
どうやら32bit版から64bit版に変えればFTL形式の配信を見れるらしいです。
で、どのようなブラウザ?64bit版はどこにあるのか?というのを調べて次のページに行き当たりました。
質問
operaブラウザの64bit版について
HPの64bit、Windows10のノートPCを使っています。
ブラウザは主にoperaを使用しているのですが、しばらくしてこのoperaが32bit版であることに気が付きました。
現状特に問題があるわけではありませんが、64bit版の方がパフォーマンスがいいと思ったのでダウンロードできるところを探してみました。ですが、64と32を選択するところが見つからず、ダウンロードすると自動的に32bit版にされてしまいます。
64bit版はどこでダウンロードできますか?
ベストアンサー
中国企業にOperaは買収されましたので、日本人ユーザーがだいぶOperaをアンインストール『アカウント登録も消去』しているらしいです。
Operaから、Vivaldiに乗り換えるユーザーが多いのですが・・・Operaの開発に携わったCEOが開発した新ブラウザソフトです。
完成度は、Ver1.4にしては高い方と思いますよ!!こちらから、64&32bitをダウンロード出来ます。
リンク先 https://vivaldi.com/download/
Wikiで検索したところ「Operaは2016年奇虎360に6億アメリカドルで売却された。」とあります。
いつの間にそんなことになっていたのか…という感じですが、何はともあれ開発元ノルウェーと思っていた『Opera』32bit版から64bit版の別のブラウザに乗り換えるいい機会かもしれません。
『Vivaldi』をインストール
『Vivaldi』のサイトは下記になります。
・Vivaldi
https://vivaldi.com/
開くとこのような画面になり、「無料ダウンロード」を押せば簡単にインストールファイルのダウンロードが始まります…が…
後で分かったのですが、ここだと32bit版になってしまい64bit版は落とせませんでした。^^;
Vivaldi 32bit版のインストール
念のため、失敗というかそのまま「無料ダウンロード」から落としたファイルをインストールした場合を載せておきます。
「無料ダウンロード」からファイルをダウンロードすると、これになりました。
「Vivaldi.1.10.867.42.exe」(64bit版は「Vivaldi.1.10.867.42.x64.exe」と「.x64」が付きます)
実行するとインストーラーがひらきます。
「Advanced」をクリックするとインストールする場所や言語を詳細に設定してインストールできるっぽいです。
「Installation type」を開くと
- Install for all users (すべてのユーザーにインストール)
- Install per user (ユーザーごとにインストールする)
- Install standalone (どゆこと?)
から選択できるようになります。
『Kinza』のようにそれぞれのユーザーに入れて回るのはめんどくさいので「Install for all users」を選択して、インストールフォルダを指定します。
問題なければ「Accept and Install」を実行。
(詳細設定モードやめてシンプルモードに戻したい時は「Simple」かな)
インストール開始。
インストール完了し、Vivaldiを起動するとこんな感じになります。
が、ここで「タスクマネージャー」を見てみると…「(32 ビット)」の文字が…
「左上のマーク」→「ヘルプ」→「概要」を開くと…やっぱり「(32-bit)」の文字が…
というわけで、普通にサイトのトップページからダウンロードしてしますと、「32bit版」がインストールされてしまうようです。
Vivaldi 64bit版のインストール
というわけで、32bit版をアンインストールして、64bit版をインストールしました。
さて、肝心の64bit版のインストールファイルがどこにあるかというと…
Yahoo知恵袋にあった、このリンク先です。
こちらから、64&32bitをダウンロード出来ます。
リンク先 https://vivaldi.com/download/
で、『Vivaldi』のメインページからhttps://vivaldi.com/download/に行く方法ですが…
メインページの一番下にある「Windows、MAC、Linuxで使えます」をクリックすると…
https://vivaldi.com/download/に行けます。
Macは64bitしかないので、32bit版の表示はないです。
「Windows(7+)」とあるのはWindows7以上のバージョンってこと?
まぁ、うちのOS、Windows8.1でしたけど、「Windows(7+)」の「Vivaldi 1.10 64bit」をクリックしたファイルでちゃんとインストールできて使えてるので問題ないでしょう。
ファイルをダウンロードするとこんな感じで「Vivaldi.1.10.867.42.x64.exe」というファイルができます。
~インストールの手順は32bit版と変わらないので省きます~
64bit版インストール後、『Vivaldi』を起動すると「(32 ビット)」の文字が消えています。
「左上のマーク」→「ヘルプ」→「概要」を開くとちゃんと「(64-bit)」になっていますね。
ということで、『Vivaldi』の64bit版のインストールが無事完了です。
Mac版 Vivaldi のインストール
ついでですがMacにも『Vivaldi』を入れたので手順を記載しておきます。
ダウンロードしてきたMac版の『Vivaldi』のインストーラーを実行すると下の画像のような画面が開きます。
左の「Vivaldi.app」のアイコンを左クリックしてそのまま「Applications」の上まで持ってきて左クリックを離します。
一般ユーザで実行していたので管理人の名前とパスワード認証を求められました。
管理人のユーザ名とパスワードを入力します。
「”Vivaldi.app”はインターネットからダウンロードされたアプリケーションです。開いてもよろしいですか?」と聞かれます。
問題ない(と思われるので…というか開かないと使えないので^^;)「開く」で。
『Vivaldi』を起動するとこんな感じです。
後は初期設定なのか外観の色などを選んだり求められますが、後でも設定でいくらでも変更できるので、以降は自由に使えるようになります。
mac版『Vivaldi』のインストールは以上になります。
ちょっとmac版を触った感じですが、ちょっともたつく感じでしょうか?
と言っても、私のMacbook Air が Core2Duo 1.4GB/メモリ2GB という骨董品で、『Vivaldi』に限らず他のブラウザも全部もたついてもっさりした動きなんでほとんど比較になりませんが。^^;
一つ気になったこと
『Vivaldi』を起動するとなぜかESETで外向きの通信を検知したこと。
外向きで、
リモートコンピュータ:238.255.255.250
リモートポート:UDP 1900(ssdp)
の通信が発生していて、これを「このプロセスに対するアクションを一時的に記憶する」にチェックを入れて「拒否」すると、『Vivaldi』上では次のようになります。
インターネットにアクセスできないとの表示が…
「このプロセスに対するアクションを一時的に記憶する」ところは「UDP 1900」を指定して『拒否』したんですけどね…
UDP 1900(ssdp)というのは『SSDP(Simple Service Discovery Protocol)』のことで、
LAN内部にあるデバイスの発見や操作をするためプロトコルであるUPnPの一部に使われています。"NAT越え"にも利用されています。
ざっくりこんなプロトコルで、1900番ポートを使うらしい。
「239.255.255.250」については
「239.255.255.250」のアドレスはユニバーサル プラグ アンド プレイ(以下、UPnP)が使うブロードキャスト アドレスです。Windows Millennium Edition 以降のオペレーティング システムには標準で搭載されています。この機能を未使用で、ネットワークのトラフィックが気になる場合は UPnP 機能を停止することができます。
(TOSHIBA dynabook.com「起動時に、「239.255.255.250」へのパケットが送信される場合<Windows(R)XP>」より)
ということなので、SSDPのパケットをネットワーク全体にブロードキャストする為のIPアドレスらしい。
なんだろ?ネットワーク上のプリンタでも探しにいこうとしてるのかな?
それともESETセキュリティの設定の仕方をしくった?
うーん、わからない…^^;
とりあえず許可にして様子見にはしてますが、そのうち細かく調べてみます。
まとめ
Windowsの『Vivaldi』64bit版を使ってみた感じですが、軽快な動作と相まってブラウザのレイアウト・アイコンの大きさなどをここまで細かく自分好みに設定できるブラウザは今まで見たことが無いです。
『Vivaldi』は64bit版ですし、今までメインで使っていた『Opera』32bit版を使う理由がなくなってしまいました。
拡張機能も『Chrome』と同じものが使えますし、これがメインブラウザかなぁ…
尚、『Vivaldi』の特徴についてわかりやすくまとめられているページがあったので、詳しく知りたい方は以下のリンクをクリック。
・Brian'z Imagination
「Webブラウザ「Vivaldi」が超絶便利すぎてChromeユーザーはさっさと乗り換えたほうがいい」
http://brian.hatenablog.jp/entry/try-vivaldi
・Amazon(値段おかしい)
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