macOSを『El Capitan』から『High Sierra』にアップデートしてみた
2017/12/03
先日、macOSを『El Capitan(OS X 10.11)』から最新の『High Sierra(macOS 10.13)』にアップデートしたのでまとめておきます。
Contents
『High Sierra』をインストールするMacBook Airのスペック
古いマックなのでもうギリギリ『High Sierra』インストール対応機器です。
OS | macOS High Sierra (バージョン10.13) |
機種 | MacBook Air (11-inch, Late 2010) |
プロセッサ | 1.4 GHz Intel Core 2 Duo |
メモリ | 2 GB 1067 MHz DDR3 |
機動ディスク | Macintosh HD (SSD 121.12 GB) |
グラフィックス | NVIDIA GeForce 320M 256 MB |
『OS X 10.11 El Capitan』の時の画面
ちなみに結構macOSのレビューみてOSのアップデートを控えていたりして、このMacBook Airにインストールされた歴代OSは・・・
『Mac OS X 10.6 (Snow Leopard)』
↓
『OS X 10.11 El Capitan』
↓
『macOS 10.13 High Sierra』※今回アップデートするもの
という、飛び飛びのバージョンアップになります。
『High Sierra』へアップデート
『App Store』から『HighSierra』をダウンロードしてインストールを開始します。
『App Store』からダウンロード
『App Store』で右の方にある「macOS High Sierra」をクリック。
『HighSierra』のダウンロード画面が開くので「ダウンロード」をクリックして、OSをダウンロードします。
インストール開始
ダウンロードが終わるとインストール画面が開くので「続ける」で進みます。
仕様許諾契約の条項に同意するか聞かれるので「同意する」を選択。
「同意する」ボタンを押したのに上からまた確認の小さいウィンドウが下りてきます。
めんどくさいですがもう一度「同意する」をクリックして進みます。
どのディスクにインストールするかの選択ですが、基本的に初めから入っているSSDのドライブでいいと思うので、そのままで「インストール」をクリックすればいいと思います。
「コンピュータが電源に接続されていません。」と言われたので、電源接続して「続ける」で次へ。
インストールするのに今のMacBookの管理者権限が必要なので、管理者の「ユーザ名」「パスワード」を入力して「ヘルパーを追加」をクリック。
インストールの準備ができたとのこと。
放っておけば秒読みのカウントが0になり次第PCの再起動が走ってインストールが開始されます。
カウントが0になるまで待てないのであれば、「再起動」をクリックしてさっさとインストールを始めます。
インストール開始
PCの再起動され、普段聞かない変なBeep音みたいのが鳴ったりしてちょっとビビりました。
ここからはMacBookの画面のスナップショットが撮れないのでiPhoneの写真になります。
途中何回か勝手に再起動されます。
「インストール中:残り約41分」とかでます。
ちょっとバーが太い画面。
再起動してバーが細い画面。
「間もなくインストール完了:残り14分」とのこと。
ちなみに序盤の写真で「残り約41分」とかありましたが、実際iPhoneの写真のタイムスタンプをみると16:32~17:52となっており1時間20分ぐらいは掛かっているので、インストールに掛かる時間はちょっと多めに見積もっておいた方がいいです。
インストール後の起動
ちょっと起動画面が変わりました。
OSアップデート後のお決まりの、「Apple IDでサインイン」です。
私はめんどくさいので毎回スキップで飛ばしてしまします。
「スキップ」しちゃいます。
『macOS 10.12 Sierra』からのウリである「Siri」を有効にするかの画面です。
私はあまりよくわからない機能はしょっぱなから有効にしたくないのでチェックを外しちゃいました。後で有効にできるでしょうし。
「Macを設定中…」と出て、これが終わると普通のデスクトップ画面に切り替わったと思います。
デスクトップの左上のリンゴマークからから「このMacについて」を開くと『High Sierra』にアップデートしたのが確認できます。
まとめ
インストール後、少し触ってみた感じですがChromeなどのブラウザも『El Capitan』よりサクサク動くイメージです。
他のアプリケーションの起動や動作なども前のモッサリ動作から改善されたのかな?
まぁ、インストール直後でキャッシュなどがリセットされて軽く感じているだけで、後々重くなってくるかも知れませんが、今のところアップデートしてよかったと思える状態です。
少し気になったのは、Chromeでニコ生見つつコメビュ『Ojiya』でコメントを見ていた際、CPUが100%に張り付いている状態でしばらくしたら、画面が真っ黒になってスタックしたことがありました。
やはり対応機種ギリギリの古いPCの為、負荷が掛かった状態で不安定になるのかも知れません。
その後不具合とか気になったこと(2017年10月05日追記)
というわけで2,3気になったことを。
ツイキャスの視聴で音にノイズがのる
別の記事に分けました。
macOSの旧バージョンに戻せるように保存
今回『High Sierra』にアップデートしたのですが、万が一不具合が発生したり動作がおかしかった時の為に旧バージョンのの『El Capitan』をダウンロードして保存しておきました。
参考にしたサイト。
お使いの Mac が High Sierra に対応していない場合や、Snow Leopard または Lion を使っていて High Sierra にアップグレードしたい場合は、App Store から El Capitan を入手していただけます。以前に El Capitan をダウンロードしたことがある場合は、App Store の「購入済み」タブから再びダウンロードできます。
(Apple サポートコミュニティ「OS X El Capitan をダウンロードする方法」より)
というわけで、『High Sierra』インストール後に『App Store』の「購入済み」から『El Capitan』の「ダウンロード」をクリックでダウンロードできます。
それ以外にも『App Store』で『Sierra』をダウンロードして、『El Capitan』『Sierra』『High Sierra』の3つのOSを保存しました。
『High Sierra』にアップデートで新しいファイルシステム『APFS』になる
後で知ったことですが、macのファイルシステム自体が新しい『APFS』というものに変わっていたらしいです。
これもOSの全体的な動作のサクサク化に貢献しているのかはわかりませんが、今のところ不具合も無く動作しているし、SSDのスペックを有効に活用できるファイルシステムということであれば大歓迎ですが。
参考にしたサイトはこちら。
SSD搭載MacはAPFSに自動変換される
まず、SSDが搭載されたMacでは、ファイルシステムが「HFS+」から、「Apple File System (APFS)」に自動変換されてしまいます。
これは、iPhoneなどのiOS 10.2.1からiOS 10.3にアップグレードする時に、iOSでも行われていたことと同じになります。ファイルシステムが、がらりと変わります。
読み書きの処理がより高速になり、より安全性の高いOSへと進化するわけですが、互換性という問題が生じてくることになります。
(ringocat note「【重要】macOS High Sierraにアップデートする前に注意するべきこと」より)
「HFS+」から「APFS」へ裏で自動で変換されていたということで、自分が『High Sierra』にアップデートした時は全然意識していませんでした。
互換性の問題はそんなにヘビーに使っていないので、自分にはあまり関係ないかな・・・^^;
あと、こんな記事もあったので参考にみました。
ファイルコピーが瞬時に終わる新ファイルシステムAPFS
まず注目したいのが、従来のHFS Plusと後継となる新ファイルシステムを採用したこと。これは、Apple File System(APFS)と呼ばれており、無駄な重複ファイルを発生させず、ストレージの空き容量も圧迫しない新世代のファイルシステムです。現在のMacの内蔵ストレージとして主流となりつつあるSSDや、iOSデバイスのフラッシュストレージに最適化されているのが特徴で、iPhoneやiPadではすでにiOS 10.3で導入されています。(週刊アスキー「これまでの常識を覆す進化macOS High Sierraが登場」より)
新しいビデオ圧縮技術である『HEVC』とか導入されてるっぽいですが、まだ普及するまで時間かかりそうですし、あまり直近では興味ないかな。
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